文化連とは
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理念と使命
文化連の理念
わたしたち文化連は、
会員とともに取り組む共同購買の事業と協同活動を通じて、
組合員と地域住民の命とくらしを守り、
誰もが健康で文化的な生活を享受できる地域づくりに貢献します。
会員とともに取り組む共同購買の事業と協同活動を通じて、
組合員と地域住民の命とくらしを守り、
誰もが健康で文化的な生活を享受できる地域づくりに貢献します。
- ・会員・役職員の共有言語として、系統農協で日常的に使われる「共同購買」「協同活動」の言葉の持つ積極的意義を重視し採用しました。
- ・守る対象は「命とくらし」であると明確にし、その「くらし」の中には「健康」を含むものとしました。
- ・会の名称にある「文化厚生」を明確に表すものとして、「誰もが健康で文化的な生活を享受できる」という文言を採用しました。その確保のための運動課題として「地域づくり」を明記しました。
文化連の使命
わたしたち文化連は、次のことを使命として日々取り組んでいきます。
- ● 信頼される連合会として会員とともに歩み続けます。
- ● 事業を通じて、会員の経営を支え、農村をはじめとする地域の医療・福祉の充実に寄与します。
- ● 農業を守り安心してくらせる地域づくりをめざして行動します。
- ・第1に、「会員とともに歩む連合会」という私たちの基本姿勢を表現しました。
- ・第2に、会員の「経営」の支援と地域「医療・福祉」の充実をセットで捉え、これを基本の事業領域として明記しました。
- ・第3に、農協組織の一員として、キーワードの「農業」を守ることを基礎とした「安心の地域づくり」を使命に掲げ、そのために行動することを宣言しました。
使命の詳細
1.会員とともに歩む
- ● 会員が求めていること、会員が困っていること、個々の会員だけでは解決できないことを、的確につかむ努力を続けます。
- ● 会員のニーズを実現する大きな力を生み出すために、会員の参加と協同の輪を着実に広げていきます。
- ・協同活動とは、「個々の会員だけでは解決できないこと」を会員同士で確認しあうことから始まり、その実現に向けて力を大きくするための「会員の参加」が最も大切だと考えます。本会はそのつなぎ目として役割を発揮します。
2.会員の経営と農村医療・福祉に寄与する
- ● 共同購買の成果によって、会員の経営を支えます。
- ● 会員の利益を損なう不当な取引制限や不公正な取引方法に対し、是正を強く求めていきます。
- ● 事業の中で蓄積された情報を会員間で共有・活用し、地域医療の充実と患者本位の医療サービスを追求します。
- ・「共同購買の成果」として最大のものは、廉価購入の実現にほかなりません。
- ・独占禁止法にある「不当な取引制限や不公正な取引方法」の言葉を採用し、談合等の高価格維持のための不当な市場管理の動きに対し、強い態度で臨む姿勢を明確にしました。
- ・協同の事業を積み上げる「中で」、患者中心の安全で質の高い医療そのものを追求していく課題を掲げました。ここでいう「情報」とは、医療の質と経営品質強化にかかる診療データや使用対策、治験で得られた経験等を念頭に置いています。
3.安心してくらせる地域づくりをすすめる
- ● 単位農協と厚生連病院をつなぐ取り組みを強化し、双方が共同して地域社会に貢献できるよう支援します。
- ● 保健・医療・福祉の連携、および日本の農業と結びついた食の見直しを、組合員・住民の参加により推進します。
- ● 医療・福祉サービスの確保と地域農業の振興によって、安心して地域でくらし続けられるような制度・政策を求めていく運動に、会員と力を合わせて取り組みます。
- ・ 「地域づくり」について全国連としての本会の支援とは、「単協と病院をつなぐ」仕事であることを第一に掲げました。
- ・ 私たちが関わる地域づくりのテーマは、「保健・医療・福祉の連携」と「食の見直し」の2つであること、それを「組合員・住民の参加」によって進めることを明記しました。
役職員行動規範
1.【会員の視点】
わたしたちは、『理念と使命』に基づき、会員の視点に立って誠実に業務を行ないます。
- （１）会員の声に常に誠実・謙虚に耳を傾け、事業・運動の実践、仕事の改善に活かします。
- （２）民主的運営の基本に立ち、会員が参加しやすいような運営と適正な情報開示に努めます。
- （３）社会保障制度および日本農業を守るために、これらを脅かす動きに反対し会員とともに行動します。
- （４）農協グループおよび他の協同組合との連携に努めます。
2.【信頼の購買事業】
わたしたちは、会員にとって安心で信頼される購買事業を行ないます。
- （１）品質管理や適正表示、事務処理の正確性の確保、および情報セキュリティ対策を徹底し、会員にとって安全で安定した事業を行ないます。
- （２）共同購買の事業で実現した協同の成果は、公正に還元します。
- （３）購買事業の発展を保障するため、適正な手数料を確保するとともに、業務の効率化に努め、本会の健全な経営の維持を図ります。
3.【法令等の遵守】
わたしたちは、コンプライアンスを重視し、高い倫理意識を持って行動します。
- （１）社会通念・儀礼の範囲を超える贈答や接待の授受は行ないません。
- （２）反社会的な勢力・団体とは、一切の関係を持ちません。
- （３）会の各種財産は大切に取り扱い、許可なく業務外使用をしません。機密情報（契約内容、価格情報等）や個人情報は正当な理由なく決して他に漏らしません。
- （４）業務上の立場を利用して、自己および第三者へ利益の誘導となる行為はしません。
- （５）農協法・定款・諸規定を遵守し、職務権限等にもとづき職務を遂行します。
- （６）独占禁止法の主旨と協同組合事業の特質を十分理解し業務を行ないます。
4.【職場づくり】
わたしたちは、お互いを尊重し、働きがいのある職場をつくります。
- （１）協同組合人に求められる見識を備え、職務に必要な知識・技能の向上を図るため、常に自己研鑽に努めます。
- （２）職場の規律を守るとともに、報告・連絡・相談を確実に行ない、風通しのよい職場風土をつくります。
- （３）信条、宗教、出身、地位、性別、年齢、身体的障害、健康上の問題など事由のいかんを問わず差別を行ないません。性別や職権・立場等の違いを利用し人格の尊厳を傷つける言動、その他一切のハラスメント行為を行ないません。
- （４）安全で衛生的な職場環境をつくり労働災害を防止します。一人ひとりが自覚して健康の維持・管理に努めます。
- （５）環境に配慮し、資源の有効活用、廃棄物の正しい処理と減量に努めます。