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土浦協同病院附属看護専門学校 最後の戴帽式

茨城県厚生連 土浦協同病院附属看護専門学校

JA茨城県厚生連が運営する土浦協同病院附属看護専門学校では、10月8日、第49期生の戴帽式が行われました。業務上での支障や衛生面の観点により、ナースキャップは医療現場でほぼ廃止となっていることから、今回が最後の戴帽式となりました。

午前に行われた開校50周年記念式典に参加し、同学校のこれまでの歩みや卒業した先輩看護師の現場での活躍が紹介された後での開催となったこともあり、学生たちは身が引き締まる思いで式に臨みました。

戴帽の儀では2年生72名が真新しいナースキャップを被り、ナイチンゲール像のキャンドルから自分のろうそくに火を灯し、ナイチンゲール誓詞を唱和しました。

渡部誠一学校長は、「3年間の学習で今日は折り返し地点。立派な看護師になれるように、今後1年半の学習に精一杯頑張ってほしい」と激励の言葉を述べました。

3年生代表の山田妃夏(ひな)さんは「灯の誓詞で誓った看護の心や周囲への感謝の気持ちを忘れずに、看護師という目標へ向かってともに歩んでいきたい」と祝辞を伝え、それに対し、2年生代表の生井葉月さんは「ナースキャップを戴いた今日のこの感動を忘れず、日々精進し、一歩一歩着実に看護の道を歩んでいきたい」と答辞を述べました。

式終了後、ナースキャップを身に着けた戴帽生からは、改めて看護師になるという強い決意が感じられました。

ナイチンゲール誓詞をする戴帽生

(茨城県厚生連 総務部 広報担当 酒井一彦)