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自衛消防訓練の実施について

秋田県厚生連 大曲厚生医療センター

職員が防災の基本的な知識・諸動作を身につけるため、搬送・消火・通報の3つの訓練を実施しました。搬送訓練では停電によりエレベーターが停止したことを想定して、エアーストレッチャーを使用し、自力では避難することのできない傷病者・転院搬送患者を階段で搬送する訓練を実施しました。

消火訓練では実際に消火用散水栓・消火器を使用し、職員が有事の際に正しく使用できるように使用方法を身につけるとともに、初期消火の手順を確認することができました。

通報訓練では院内での火災発生を想定し、火災通報装置の使用方法を確認しました。出火場所・燃焼物・逃げ遅れの有無など、火災状況を的確に伝えることを意識し、実際に消防署へ模擬通報を行いました。

医療機関において災害時は確実に状況を把握し、多職種が連携して患者さんや病院利用者を避難させなければなりません。当院では、いざ災害が発生した場合に対処法が分からず慌てることのないよう、人命の安全を第一に考え、職員一人ひとりが冷静かつ迅速に活動が行えるよう、今後も訓練を継続して実施していきます。

搬送訓練

(秋田県厚生連 総務人事部 総務広報課 三浦由佳)