「第95回市民公開講座」を開催しました!
秋田県厚生連 秋田厚生医療センター
10月19日、秋田市のさきがけホールにおいて、秋田厚生医療センターの柴田聡院長が日本消化器病学会東北支部の世話人となり、「第95回市民公開講座」を開催しました。
今回は、「健康長生きのためにお腹のコト学びましょう!」をテーマに、当院の医師4名が、多くの患者さんが悩む大腸、治療が困難な膵臓、そして新しい治療法が登場している肝臓について講演しました。
初めに、笹原萌臨床研修医が「お腹の急病」について講演し、続いて、消化器内科の小林芳生診療科長が「大腸」について、また、同じく消化器内科の津田栄彦診療部長が「膵臓」について、最後に、星野孝男副院長が「肝臓」について講演するなど、それぞれの専門分野ごとに病気にならないための予防や治療についてわかりやすく解説しました。参加された方々は、いつまでも元気に過ごすための知識を得ようと、真剣な表情で聞いていました。
講演終了後、地域の皆さんの悩みや質問に答える時間を設け、「脂肪肝と言われたが日常生活でどんなことに気を付けたらよいか」「コレステロールの薬を服用しているが、少量のお酒でも休肝日は必要か」など、普段の食生活や生活習慣に関する具体的な質問が寄せられました。この講座が、参加いただいた皆様はもとより、ご家族や周囲の方々の検診や適切な受診のきっかけとなることを願っております。
当院では、正しく病気を理解し、予防や早期発見、早期治療の意識を高めていただくため、今後も地域住民の皆様を対象にこのような公開講座を定期的に開催していく予定です。ぜひお住まいの近くで開催された際には、気軽に足を運んでいただきたいと思います。
(秋田県厚生連 総務人事部 総務広報課 淡路 明美)