大会決議実践スタート!厚生連医療・農協が担う「安心の地域づくり」

第29回JA全国大会決議(令和3年10月開催)で「生活インフラ機能の発揮」として、厚生連医療・農協福祉の重要性と健康づくり活動強化が確認されました。本会は、JA全国大会決議及び本会審議結果と特別決議に基づき、『大会決議実践スタート!厚生連医療と農協福祉が担う「安心地域づくり」』をスローガンに、令和4年度実践方針を定め全力で取り組んでまいります。



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三つ葉のクローバーの花言葉は、「愛」「希望」「信頼」です。そのクローバーの葉一枚一枚を、「厚生連医療(水色)」「農協福祉(桃色)」「農業・農村(緑)」に見立て、それらが繋がっていることで、安心の地域づくりを支えるというイメージで作りました。

キャンペーンロゴ、キャンペーンポスターはダウンロードして自由にお使いいただけますので、ぜひご活用ください。

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「大会決議」令和4年度文化連実践方針

(1) 「大会決議実践」広報キャンペーンの実施

ホームページ、『文化連情報』、タブロイド紙『会員貢献と自己改革』、パンフレット、ポスター等を活用して、令和4 年度実践方針スローガンおよび特別決議採択8項目「コロナ後の社会の再建に貢献する厚生連医療・農協福祉」を会員内外に発信していきます。

(2) 厚生連・単協の「安心の地域づくり」連携の支援

「厚生連病院と単協をつなぐ医療・福祉研究会」や「協同組合の地域共生(地域包括ケア)フォーラム」(全厚連等と共催)等の開催、「安心の地域づくり協同活動」モデル農協支援事業、『文化連情報』等による活動紹介を通じて、地域づくり・健康づくりの連携を支援していきます。

(3) 情報教育事業(厚生連オンラインカレッジ)を通じた「人づくり」

JA グループ第4次人づくりビジョン運動に呼応して、新時代の厚生連職員オンライン研修システム(厚生連オンラインカレッジ=仮称)を開発し、全国厚生連の協力も得て会員に普及していきます。

(4) 「会員の声を聴く活動」の展開

「会員の声を聴き共有する活動」(第2期)を展開し、声へのフィードバックに努め業務改善につなげていきます。「地域社会の一員観の醸成」「専門性と先進性の構築」「財務基盤強化」を柱とする「文化連自己改革」を引き続き推進していきます。

特別決議「コロナ後の社会の再建に貢献する厚生連医療・農協福祉」8項目より

1. コロナ禍の組合員・住民の苦しみや困りごとに寄り添う姿勢をすべての役職員で共有し日々の業務に取り組む。

2. 感染予防対策を徹底し、組合員・住民が安心して利用できる病院・施設・事業所づくりを進める。

3. 患者や医療介護関係者へのいわれなき偏見・差別を許さず、組合員・住民に感染症に対する正しい知識や情報を広げる。

4. 健康や家計の不安、営農困難を抱えた組合員の相談活動や営農継続支援に取り組む。

5. 組合員・住民の心の不安を取り除き、人々のコミュニケーションと協同を取り戻す「安心とふれあいの砦」となる。

6. 厚生連と農協がともに組合員の声を聴き共有し、病院・施設運営とサービスの改善、デジタル化等による組合員・利用者の利便性向上の取り組みを進める。

7. 病院・健診施設と農協が協同して健康寿命延伸のための健康管理・予防活動を大きく広げていく。

8. 地域共生社会の構成員である医療機関・福祉施設・住民団体等および行政との連携を強めて、地域医療構想や地域包括ケアに取り組んでいく。

令和3年7月29日 第73回通常総会