会議・研修

良質で適切な医療を効率的に地域住民へ提供するために

第9回厚生連放射線科医療機器ライフサイクルコスト会議を開催

11月11日、第9回厚生連放射線科医療機器ライフサイクルコスト会議をオンラインにて開催しました。当日は16厚生連38施設より69名の皆さまにご参加いただきました。

本会議では初めに「電子カルテ外観:今後の動向と導入のポイント」と題して、文化連技術コンサルタント(株)メディスターより技術報告を行いました。

事例報告では、厚生連高岡病院 画像診断部技師課長 清水明憲氏より「放射線科機器のAI搭載CTの導入とその使用経験」について、愛知県厚生連 江南厚生病院 診療協同部 診療放射線室 第1課CT検査係長 筆谷 拓氏からは「CT検査でのRIS情報見落としリスク回避のための施策と効果」及び「当院におけるCT装置更新の工程変更による経営効果の比較」についてご報告いただきました。

最後に特別報告として、順天堂大学保健医療学部診療放射線学科 准教授 佐藤英介氏に「放射線技師の教育研修」と題した報告をしていただきました。佐藤准教授は、優れた日本の放射線技術を世界へ発信することが医療の発展を加速させるとし、若い世代が思い切って活動できる環境を整えることの必要性を訴えました。