厚生連全国共同購入委員会の功績を讃え感謝状を贈呈
医療材料25周年・医薬品10周年
「厚生連医療材料全国共同購入委員会」が設立25周年、「厚生連医薬品全国共同購入委員会」が設立10年を迎えました。
これを記念し、7月24日に開催された本会の第77回通常総会で、両委員会の代表に感謝状を贈呈して、会員の総意でこれまでの功績を讃えました。
八木岡努会長より表彰式では、厚生連医療材料全国共同購入委員会委員長の鈴木利彦氏(神奈川県厚生連・経営戦略部部長)、厚生連医薬品全国共同購入委員会事務局長の川本哲也(文化連職員)に、感謝状が手渡されました。厚生連医薬品全国共同購入委員会委員長の北村直之氏(長野県厚生連・業務推進部部長)は所用で欠席のため、川本事務局長が代理出席しました)。
厚生連全国共同購入委員会は、会員参画のもとでメーカーと直接交渉を行うことにより、会員施設の医薬品費や医療材料費の節減に取り組んできました。医療材料分野では、プラスチック手袋やエプロン、酒精綿など衛生材料を中心に、より安価で品質の良いJAプライベートブランド商品開発に取り組み、安定供給に寄与してきました。医薬品分野では未妥結減算制度や流通改善ガイドライン適用への対応など協議し、要請活動も行ってきました。厚生連病院の薬剤師や臨床工学技士の専門職が参加する専門部会活動(薬剤選択部会や臨床工学部会など)を重視し、医療の質向上や病院間の情報交流を進めてきました。 今年度からは診療情報分析による「経営管理改革プロジェクト」を立ち上げ、診療情報の集積・利活用、協同分析(プロジェクトY)や、物流・医事・情報分析の一体管理(プロジェクトZ)の取り組みを開始しました。これらの取り組みは共同購入事業を補完・強化し、医療の質向上・診療コスト管理、また物品情報管理・安全管理・医事請求の高度化・効率化を目指すものです。今後も会員とともに絶え間ない取り組みを行い、組合員・住民の命とくらしを守るとりでとなる会員施設の経営改善に貢献してまいります。
