高校生向けインターンシップを開催
茨城県厚生連 土浦協同病院
茨城県内の病院薬剤師不足の現状を受けて、JA茨城県厚生連が運営する土浦協同病院は、8月6日に県南地域の高校生を対象とした薬剤師インターンシップを開催しました。
調剤室見学、化学療法や調剤ロボット体験、先輩薬剤師や薬学生との交流会などが企画され、実際に病院薬剤師という仕事を見て、将来を考え始めた高校生が進路選択や受験勉強のモチベーションアップへと繋がるような内容となっています。
参加した男子高校生は「薬剤師業務の見学や、薬学生から受験勉強や大学生活などの体験談を聞くことができ、ぼんやりとしていた将来の目標がはっきりした。」と笑顔で答えました。
インターンシップを企画した椿浩之薬剤部長は「県内の病院薬剤師不足は深刻。この中からひとりでも多くの薬剤師が生まれて、県内で働いてくれれば企画した甲斐がある。」と語りました。インターンシップは当初予定した20名を大幅に超える60名の応募があったため、8月13日にも開催される予定です。

(茨城県厚生連 総務部 広報担当 先崎理恵)