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「第25回市民公開講座」を開催しました

茨城県厚生連 県北医療センター高萩協同病院

茨城県厚生連が経営する県北医療センター高萩協同病院は、令和7年6月21日(土)高萩市総合福祉センターにて第25回市民公開講座を開催しました。当院では、病気を正しく理解し、予防や早期発見、早期治療の意識を高めていただくため、地域住民の皆さまを対象に毎年公開講座を開催しています。

第1部では、摂食嚥下障害看護認定看護師の片口和美看護主任より、オーラルフレイル予防の重要性についての講演がありました。口腔機能の軽微な衰えが重なり、噛む力などが低下すると、栄養状態の悪化や社会参加の減少、さらには心身の機能低下(フレイル)へとつながることを分かりやすく実演を交えて説明しました。

第2部では、整形外科科長の猪股兼人医師より、腰痛についての講演があり、腰痛予防の対策とポイントとして「正しい姿勢」「ストレッチや筋トレ」「ストレスケア」などが提示され、これらを意識し、実践することで腰痛のリスクを減らすことができるとの説明がありました。

当日は会場が満員となり、200名を超える市民が来場し、活発な質疑も交わされるなど、大盛況となりました。

唾液腺マッサージを実演する片口看護師
満員となった会場

(茨城県厚生連 総務部 広報担当 先﨑 理恵)