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不審者等対応訓練を実施

茨城県厚生連 茨城西南医療センター病院

茨城県厚生連が運営する茨城西南医療センター病院は2月20日、境警察署の協力で職員を対象とした不審者等対応訓練を実施しました。

最初に署員から刺股(さすまた)の役割や使い方の説明を受け、その後、署員が病院を訪れた不審者役となり、受付で大声を出し刃物を振り回すという想定のもとで訓練が行われました。

病院職員は、待合室の患者を安全な場所へ誘導し、警察へ連絡を取り、刺股で不審者を威嚇しながら時間稼ぎを行いました。そこへ、到着した警察官が不審者を取り押さえ、収容したところで訓練は終了となりました。実践さながらの非常に緊迫感のある訓練となりました。

大貫雅雄署長は「こうした訓練での状況は、いつでも、また、どのような場所でも発生するということを常に頭に入れてほしい」と話し、野村明広病院長は「このような事態は実際に起きてほしくはないが、万が一発生した際を考え、今日学んだことを活かせるようにしてほしい」と述べました。

刺股で不審者を威嚇する様子

(茨城県厚生連 総務部 広報担当 酒井一彦)