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長門総合病院増改築工事 竣工式

山口県厚生連 長門総合病院

JA山口厚生連は、令和3年7月15日に長門総合病院増改築工事の神事及び竣工式を執り行いました。これは昭和47年に竣工した本館棟が、老朽化に加え耐震基準を満たさなくなったことから着工に至ったもので、1期工事(平成31年1月)のリニアック棟新築工事に始まり、2期工事(令和元年5月)では新本館東棟の新築工事および、旧本館の解体が行われました。引き続き、3期工事(令和2年8月)は新本館中央棟の新築工事、4期工事(令和3年3月)の既存東館改修工事完了をもって、無事、竣工を迎えることが出来ました。

工事期間中は、着工時に予想すら出来なかったコロナ禍に見舞われました。動線変更に伴う院内の案内スタッフ配置に加え、検温・問診スタッフや、面会制限のための入院患者様の洗濯物受け渡しスタッフ等の配置、また第二種感染症指定医療機関として、新型コロナウイルス陽性患者様の受け入れ、コロナワクチン接種等、スタッフ全員、日々大変忙しい中での増改築工事でしたが、「地域医療を守る」という使命のもと、病院長はじめスタッフ全員が一丸となって取り組みました。

式典はコロナ禍ということもあり、規模を縮小して執り行わざるを得ず、院内見学も中止しました。院内見学が出来ない代替措置として、松尾裕治代表理事理事長がスライド写真を交え、工事概況説明を行いました。

長門総合病院は、今後も、地域医療の拠点として医療体制のさらなる充実と、地域住民皆様の期待に応えるべく、邁進して参ります。

(山口県厚生連 長門総合病院 総務課 金子 純)