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広い意味での「コンプライアンス」について学ぶ

秋田県厚生連 かづの厚生病院

2月中旬に、医療安全研修会の一環として、秋田県医療勤務環境改善支援センター 医療労務管理アドバイザーを招き「情報管理に係るコンプライアンス教育について」と題して研修を行いました。

最近は、“コンプライアンス”という言葉をよく耳にしますが、単に法令遵守という意味だけではないことを学びました。広い意味では法令や条例のみならず、社会生活の中で人として守るべき基本的なルールである社会規範を含むというものでした。

今回、講師を依頼した支援センターは、主に「ハラスメントに関する内容」と「労務・就業に関する内容」について支援を行っているところですが、情報管理についても講義していただき、情報管理のリスクについて改めて考えさせられる内容でした。特に、ルールはあってもうまく共有されないことや、伝達ルートが確立されていないことから、職員一人ひとりに周知されないことが要因となっているほか、人材不足により教育体制が追い付かないものなど事例の要因はさまざまでした。最後に、コンプライアンス教育は、組織と従事者の安全を守るために必要なことであり、安心して働ける環境維持のためにも、情報管理を適正に行う体制が望まれると話されるなど、どれも本質を突く内容でした。

最近はコンプライアンスを気にかけなければならい世の中ですが、さまざまな判断が求められる際には、マニュアルや、前例の確認、条文の照合など、組織として十分に協議・検討し、一人で悩んだり、個人的な見解で結論づけたりしないように注意したいと思います。

研修会の様子

(秋田県厚生連 総務人事部 総務広報課 斉藤瑞希)