胸部X線検査にAI解析を導入しました
秋田県厚生連 湖東厚生病院
生成AIを代表するChatGPTなど現在さまざまな分野でAI(人工知能)の利用が増えてきています。病院などの医療現場では、AIは主に医師の診断支援を中心として、画像診断支援、手術支援、心電図や内視鏡などの診断支援など、さまざまな場面で現在活用されています。当院でも令和7年8月より胸部X線検査(胸部レントゲン撮影)において、AIによる画像病変自動検出プログラム『CXR‐AID』を導入しています。
このプログラムは、撮影した胸部X線画像を自動解析し、結節・腫瘤影、浸潤影、気胸が疑われる領域を検出し、その確信度合によって色分けしてマーキングします。画像解析自体も複雑な操作は不要で、通常の胸部X線撮影を行った後に、十数秒で自動的に解析が完了します。これを医師の画像診断の補助に用いることで、さらなる診療効率と精度の向上をもたらし、早期発見・早期治療を支援しています。
現在では画像検査におけるAIの技術革新もめざましく、AI画像再構成を組み込んだCTやMRIでは、従来の画像と比較し、より短時間かつ高画質な撮影を行えるようになってきています。 このように、AIにはさまざまな可能性があり、正しく理解し上手に活用することで、私たちの生活をより良くすることができます。医療現場においても、今後ますます普及が進むAI技術を活用することにより、さらに質の高い医療サービスを提供できると考えています。

(秋田県厚生連 総務人事部 総務広報課 斉藤瑞希)
