会員ニュース

第62回東海四県農村医学会を開催

静岡県厚生連

農村及び地域の実態に即応し医学の進歩を図り、農村社会における医療と保健に関する問題について調査研究、その解決を図ることを目的とした第六十二回東海四県農村医学会を6月29日(日)、静岡市で開催し、医師、看護師、医療技術職など約450人が参加しました。

この学会は岐阜・三重・愛知・静岡の四県の厚生農業協同組合連合会が持ち回りで開催し、今回はJA静岡厚生連清水厚生病院西村明人病院長が学会長を務めました。

今学会の統一テーマは「医療安全」。学会では北里大学医学部医学教育研究開発センター 医療安全・管理学研究部門教授の内山勝文先生による「事例から学ぶ、医療安全」~ヒューマンエラーから重大事例まで~の特別講演が行われました。

午後には、各県から2題ずつ医療安全に関する会員発表が行なわれ、最後に発表者、内山特別講師、西村学会長による総合討論が行われました。起きてしまった事例を次にどう生かすか、特別講演によるわかりやすい解説と、各病院での医療事故防止対策事例を発表することで意義のある学会となりました。

次回は令和8年6月に岐阜県で開催されます。

西村明人学会長
特別講演