会員ニュース

令和7年度 医療安全管理担当者研修会を開催しました

長野県厚生連

 JA長野厚生連は、11月18日(火)に医療安全管理担当者研修会をオンラインで開催しました。この研修会は、医療安全管理担当者の知識向上や多角的な視点を持つことを目的として毎年開催しており、各事業所の医療安全管理担当者ほか、医師や看護師など様々な職種から270名を超える職員が参加しました。
 講師には、国立大学法人 電気通信大学 産学官連携センター 特任教授 田中健次先生をお迎えし、「効果ある確認作業を確実に実施するために~ダブルチェックに潜む落とし穴~」と題してご講演いただきました。
 講演では、「エラー発見の確認方法(仕組み)」、「確認作業の確実な実施(仕掛け)」、「汎用性(水平展開)を導く教育方法」などについて、実際に起きた医療事故の事例や検証データを交えながら、お話しいただきました。
 研修後、参加者からは「講演の内容や構成が非常にわかりやすく、有意義な時間だった」「水平展開できる教育方法やマニュアル作成の重要性を知ることができた」「チェックリストや手順作成時に潜むリスクを学ぶ機会となり、大変参考になった」「確認の目的・理由を考えさせる関わり方が重要であるという考えを浸透させていきたい」などの声が多く寄せられ、目的に沿った実りある研修会となりました。

講演を行う田中先生
研修会の様子

(長野県厚生連 事業推進部 業務施設課 内田康平)