事務総合職育成プログラム 第1回を実施~丁井准教授が語る「マネジメント論」~
広島県厚生連 広島総合病院
当院では、広島国際大学 医療経営学科の丁井雅美准教授を講師にお迎えし、病院事務総合職育成プログラムの第1回研修を10月17日に開催しました。
本プログラムは、病院事務総合職に求められる医療経営の知識、そして管理職・経営層を見据えたうえで必要な病院特有のリーダーシップや問題解決能力について理解を深めることを目的としており、今年度は全5回の開催を予定しています。
第1回は「マネジメント論」をテーマにご講演いただきました。その中で印象的だったキーワードが「いい感じにする」でした。
一般的にマネジメントは「不測の事態を防ぐための“管理”」と捉えられがちですが、丁井准教授は、マネジメントの本質は「目標を達成するための最適化」であると解説。マネージャーとは、「目標を達成するために、すべてを最適化(いい感じに)させる人」であるという視点を提示され、参加者にとって大きな気づきとなりました。
その他にも、組織が今後生き残っていくためになど、部分最適よりも全体最適かつ、
現状最適よりも未来最適の重要性など、多岐にわたるテーマについてご講義いただきました。
良いマネジメントを実践するための第一歩は、セルフマネジメント! 自分自身のパフォーマンスを最大化するため、仕事環境、時間、人間関係などを“いい感じ”にする努力を継続していきたいと考えます。

(広島県厚生連 広島総合病院 人事課 和田大佑)
