検診を受けましょう ~検診から分かる疾患を学びましょう~ 第64回農村における健康を考える集い
秋田県厚生連
11月3日、湯沢市の「湯沢文化会館」において「第64回農村における健康を考える集い」を開催し、約120名の方々に来場いただき、盛会裡に終えることができました。この集いは、秋田県種苗交換会行事の一環として昭和35年から開催しており、今年は、雄勝中央病院が担当病院となり、「検診を受けましょう ~検診から分かる疾患を学びましょう~」をテーマに実施しました。検診で発見できる代表的な疾患やその意義について、専門医がわかりやすく解説するとともに、実際に検診を受けたことによって健康を守ることができた事例等が紹介されました。
基調講演では、平鹿総合病院副院長の高橋俊明先生から「検診が命を救う-農村で元気に暮らすために-」をテーマに早期発見・早期治療の重要性をご講演いただきました。
理解セッションでは、湯沢市福祉保健部 健康対策課保健推進班の細井幸歩主査 (保健師)より「検診で分かる数値を学ぼう」をテーマとしてご講演いただきました。健診結果の見方やクイズ形式で判定基準をご説明いただき、参加者の方々は熱心に聴講されていました。
市民向けミニ講座では、雄勝中央病院の外科・腎臓内科・循環器科・脳神経外科それぞれの分野から4名の専門医よりご講演いただきました。
「”がん”と言われたら誰でもショックを受ける。しかし早期発見で治る癌もある。怖がらず検診を受け、体からのメッセージを受け止めてほしい」と検診を受けることの大切さ、重要性を熱くご講演いただきました。
ご参加いただいた皆様に心より感謝を申し上げます。次回(来年度)は、由利本荘市での開催を予定しております。

(秋田県厚生連 総務人事部 総務広報課 斉藤瑞希)
