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看護師特定行為研修修了式

三重県厚生連

 JA三重厚生連は、令和7年10月14日に看護師特定行為研修修了式を開催しました。

昨年9月に厚生労働省より、県内3施設目となる指定研修機関の指定を受け、11月より、1年間かけて呼吸器(人工呼吸療法に係るもの)関連、栄養に係るカテーテル管理(中心静脈カテーテル管理)関連、栄養に係るカテーテル管理(末梢留置型中心静脈注射用カテーテル管理)関連、動脈血液ガス分析関連、栄養及び水分管理に係る薬剤投与関連の5区分10行為において、講義、演習、実習を行ってきました。

指導者が見守る中、1期生となる修了生3名に新貝理事長から修了証および記念品が授与され、晴れやかな顔つきが印象的でした。

 新貝理事長は、「無事修了されたこと、心からお祝い申し上げます。本会の研修で学んだことを活かして活躍されることを期待しています。」と挨拶し、受講生を代表して松阪中央総合病院 看護師 米川 純さんは、「これからは、特定行為研修修了者として、現場での安全で質の高い医療の提供に努めるとともに、後進の育成や看護の可能性の拡大にも貢献してまいります」と謝辞を述べました。

 本会では、これまで外部機関において14名の特定看護師を育成してきましたが、本会育成の3名が新たに加わり、本会の病院で特定看護師として活動します。

 来年度は、現行の行為に加え、新たに術中麻酔管理領域パッケージの研修を開講する予定です。

(三重県厚生連 管理部 田中 聡)