「令和7年度 第12回広島県西部高校生外科セミナー」を開催しました
広島県厚生連 広島総合病院
JA広島総合病院は8月14日(木)に令和7年度第12回高校生外科セミナーを開催しました。このセミナーは、将来医師を目指している高校生へ外科学の魅力を知ってもらうために、実際に最先端の外科手術の模擬体験を楽しみながら、関心・理解を深め、外科医の実際を少しでも知ってもらうことを目的としています。お盆期間中ではありましたが、46名と多くの高校生に参加いただきました。
各グループに分かれて、外科医師・手術室看護師の指導のもと、実習キットを用いての縫合・糸結びの練習や胆嚢摘出体験、実際の内視鏡器具を使用した模擬手術体験を行いました。昼食の時間には、若手外科医師が制作した外科医の1日を紹介した動画を鑑賞し、仕事への具体的なイメージを膨らませました。
参加者からは「実際の手術で使うものを使わせてもらえたので、想像していたよりもリアルで楽しく、より医師になりたい、外科医についてもっと知りたいと思いました。」といった声が聞かれ、多くの高校生が医療への興味を一層深めたようです。参加した高校生はもちろん、指導にあたった外科医師・手術室看護師そしてスタッフ全員が笑顔で溢れ、和やかな雰囲気の中でセミナーは無事に終了しました。このセミナーが、未来の医療を担う若い世代にとって、大きな一歩となることを願っています。

(広島県厚生連 広島総合病院 人事課 藤田慎介)