県選出国会議員へ地域医療に関する要請を実施
茨城県厚生連
6月16日、17日の両日、JA茨城県厚生連は、茨城県選出の自由民主党国会議員に、地域医療に関する要望書を提出しました。
物価・人件費の高騰が医療機関の経営に多大な影響を及ぼしており、診療報酬で補填できていないことに言及し、持続可能で質の高い医療提供体制を維持するため、診療報酬の期中改定も含めた物価や賃金の上昇に適切にスライドする仕組みの導入などを訴えました。
上月良祐参議院議員は、骨太の方針における社会保障関係費について、高齢化による増加分に相当する伸びに経済・物価動向などを踏まえた対応に相当する増加分を加算するとの文言を入れたことを踏まえ、「医療機関の経営が成り立つように国が診療報酬で支えること、また地方における公的医療機関に対しては自治体が地方財政措置で支えることの二段構えの支援が必要だ」と理解を示しました。
JA茨城県厚生連は、地域医療の安定的な提供体制を維持するため、今後も取り組みを継続してまいります。

(茨城県厚生連 総務部 広報担当 先﨑 理恵)