令和6年度防災訓練を振り返って
秋田県厚生連 大曲厚生医療センター
当院では防災訓練について、令和6年7月に部分訓練、令和7年3月に総合訓練と二度に分けて実施しました。まず、部分訓練では、エアーストレッチャーを使用した避難訓練、水消火器および屋内散水栓を使用した消火訓練、災害時の有線電話を確認し、実際に消防署に通報する通報訓練を行いました。
次に、総合訓練では、大曲仙北広域市町村圏組合大曲消防署員の立ち会いのもと、大仙、仙北地域で震度6強の地震が発生し、二次災害として産婦人科病棟から火災が発生するという想定で、非常通報、初期消火、避難誘導を継続して行い、最後に消防署員の方から講評をいただきました。防災訓練に参加した職員の中には、いざ行動を起こすと動作に迷いが生じ、スムーズに対応できない場面もありました。今回の訓練で得た反省を活かすとともに、災害時の正しい行動やさらなる防災意識の向上に努めていきたいと思います。

(秋田県厚生連 総務人事部 総務広報課 斉藤瑞希)